地震時に、発電所、鉄道といった重要なインフラを正常に停止し、設備・人を守ることをはじめ、化学プラントや様々な工場においても、人員の安全確保、危険物の流出などを未然に防ぐことが重要となります。

本機AJA シリーズは、日本で最初の原子力発電所が建設された時、その防災活動を自動的に行うことを目的として生まれ、様々な分野に採用をされてきました。このAJA シリーズは感震部に「倒立振り子型」という方式を採用しており、機械的構造のみの感震部はノイズ等の影響をほとんど受けることがありません。実際の地震動により感震部が機械的に動き、地震動を検知し、制御のための警報（接点）出力を行うため、非常に信頼性の高い機種となっております。

このような特徴を持つAJA シリーズは、長年、日本のインフラ、各工場などの二次災害防止に寄与してきました。表示用地震計との組合せや、複数台の採用にて2out of3 システムを組むことで、より一層の信頼性を高めることも可能です。

型式		AJA-2HS	AJA-2H	AJA-22H	AJA-2R
感震方向		水平全方向
設定感度		20〜100Gal	50〜200Gal	100〜500Gal	40〜100Gal
振動数範囲		DC〜7Hz	DC〜10Hz		DC〜5Hz
制御接点	種類	無電圧接点 C ２組			有電圧接点 a 1 組
	容量	AC110V / 3A DC24V / 3A			DC24V 0.2A 2〜5min 可変タイマー付
使用電源		AC100V　50／60Hz 10VA ※緊急復帰用の DC12V 電源端子あり
内蔵バッテリー		Ni-Cd 蓄電池内蔵
外観寸法		W:550 × D:320 × H:340mm			W:550 × D:320 × H:400mm
質量		約70 Kg

※旧ミツトヨ AJA-3S2 、 AJA-22V 、 AJA-2R は特注対応となります。ご要望の場合は別途ご相談ください。