【さがみ野事業所】(地震・振動機器)
神奈川県綾瀬市大上5-12-1
℡:0467-53-8677 FAX:046-204-5901
浅層、中深層(1,000m以上級)孔底観測装置
■特長
●地中、地上検出器を併用し、組合わせることで、地上地震動では識別しにくい地震も高精度、高感度にとらえ、地震動の伝播を正確にとらえることができます。
●地中検出器を300m級の井戸の孔底に設置し、地上には強震動を測定する装置を据付け、微小地震、強震動等を観測し、地震の破壊現象の経過を詳しく知り、学術上、地震対策につなげるための地殻活動観測装置です。
●防災科学技術研究所のHi-netの観測装置、公官庁、大学、各研究機関、民間企業の観測装置として、納入実績多数の製品です。
機器の仕様等については、別途お問い合わせください。
■孔底装置システム例
■防災科学技術研究所 Hi-netとは
Hi-net 高感度地震観測網は、全国約1,000箇所に、約20kmメッシュを基本として観測点が配置されています。気象庁や、国立大学等による既存の地震観測点の近傍は避け、観測体制の空白地域から優先的に配置されています。また、離島での観測や、既存観測点の見直し、必要な更新も随時されています。
>> 高感度地震観測網・Hi-netの概要はこちらをご覧ください。[防災科学技術研究所WEBサイト]
■Hi-net 高感度地震観測網の設置について
Hi-net 高感度地震観測網は、人には感じることができない非常に微小な地震による揺れまで観測するために、なるべく静かな場所を選んで、深さ100m以上の観測井戸を掘削し、その底部に孔底装置である観測装置を設置しています。
小さな地震は発生する頻度が非常に高いために、このような観測を実施することによって、各地域の地震の活動度や、発生様式、地下の構造等を精密に把握することが、迅速にできるようになると期待されています。
■データ公開